コロナウイルスに乗じたマスク転売は違法なのか?

 

ネット物販歴20年超えの専門家 加藤さとしです。

 

中国・武漢で発生した新型コロナウイルスにより、

ドラッグストアやコンビニなどでは

マスクの品切れが相次いでいます。

 

 

都心部のお店には、日本人だけでなく

春節の休みで来日した中国人も押し寄せており、

入荷からわずか5分足らずで

完売してしまうケースもあるようです。

 

そして、このパニック買いに乗じて

一人がマスクを超大量に買い占め、

ネット上で高額転売しているケースが多数見られます。

 

当の本人たちは、お小遣い稼ぎ的な

軽い気持ちでやっているのでしょう。

 

しかし、本当にマスクを必要な人にとっては

迷惑極まりない話ですし、こんなことがあるから

「転売ヤー」などと世間から揶揄されてしまうんですよね・・・

 

今回のマスク転売で稼ごうと思う人は、

他人の災難を利用して、さらに蹴落として稼ごう!

といった、火事場泥棒とおなじ人たちです。

 

ハッキリ言ってしまうと、

こういった利益至上主義者は、

必ずどこかで失敗します。

 

その理由を知りたい人は

以下を読み進めてみてください。

 

また、マスク転売には明らかなリスクもあるので、

この記事はマスク転売に興味がある人だけでなく

転売をしているすべての人に読んでほしいです。

 


加藤さとし

こういったマスク転売で稼ごうという人は稼げないどころか大損する確率が高いのですが、それはなぜだか分かりますか?

 

コロナウイルス発生でマスクが超高額で転売されている事例

コロナウイルス発生でマスクが超高額で転売されている事例

 

現状、Amazonや楽天市場、ヤフーショッピング

といったECサイトではマスクはすべて品切れ、

もしくは値段が高騰している状態です。

 

Amazonではマスクが品切れ状態

 

中には1箱1万円程度するものまであり、

個人の転売者だけでなく、残念ながら

一部の事業者も値段を釣り上げています。

 

日本政府は、以前に新型インフルエンザが発生した時、

事業者が生活関連物資の価格を高騰させないように要請する

政府行動計画を作成しました。

 

しかし、今回の新型コロナウイルスは「指定感染症」。

 

新型インフルエンザではないため要請対象外となり、

事業者も便乗して異常なまでに値上げを

してしまっている状態です。

 

さらに、ひどい有様なのがメルカリやラクマ、

ヤフオクといったフリマアプリです。

 

メルカリで高騰しているマスク

 

たとえば、こちらの商品。

 

60枚入りのマスク23箱セットで

なんと”125,000円”という

驚きの価格で転売されています。

 

通常価格のマスク

 

通常は1箱655円程度で販売されているので、

本来655円×23箱=約15,000円ですが、

10倍近い値段のプレミアム品

になっていることがわかります。

 

フリマアプリにはこうした商品が

大量に出品されており、

いずれも数倍〜数十倍という値段で

どんどん売れていっています。

 

 

マスク転売自体は現時点で違法なのか?

マスク転売自体は現時点で違法ではない。その理由とは?

 

マスクを通常価格の10倍近い値段で

転売することは間違いなく”異常”ですよね。

 

「違法だ!」と言えればいいのですが、

残念ながら、その行為自体は違法ではありません

 

仮にマスク1枚を10万円で転売したとしても、

逮捕されるといった法的リスクはないのです。

 

 

マスク転売を規制するような法律はあるのか…?

 

転売には様々な種類があり、

その中でも法律で規制されているものは

いくつかあります。

 

絶対にやってはいけないNG転売例

  • チケット転売
  • 偽造品の販売
  • 銃器、ドラッグなどの販売
  • アカウント、IDの販売
  • 古物商免許を取得せずに中古品を販売
  • 無免許で酒類を販売

 

上記のような転売をすると、最悪

有罪として逮捕されるリスクもあります。

 

しかし、現時点で

”マスク”を高額で転売してはいけない

という法律はありません。

 

唯一、高額転売が禁止されている”チケット”と

売買が禁止されている商品を除けば、

基本的にどんなものでも転売は認められているのです。

 

 

「安く買って高く売る」は商売の基本だから

 

安く買って高く売るという転売は、

究極のところ「商売の基本」とも言えます。

 

ブックオフにしろ街の古着屋にしろ、

安く買って高く売るという行為は

至るところで行われています。

 

また、希少価値が高く需要のあるもの、

たとえば限定スニーカーやコラボ商品などが

定価より高い値段で売られるのはよくあることです。

 

ですので、今回の騒動は、

それがマスクに置き換わった話

とも言えます。

 

資本主義国家の日本では

価格は需要と供給によって決まり、

政府がすべての価格を決定することはできません。

 

そのため、チケット転売のように

法律で禁止されない限りは、

マスクを異常とも思える値段で売っていて

いくら「悪質だ!」と言われようが、

違法にはならないのです。

 

そのため、法律で罰せられなければ

何をやってもいい!という倫理観ゼロの人たちが

マスクを高額出品しています。

 

ただし、プラットフォーム側がマスクの高額転売に規制をかけると発表

ただしプラットフォーム側がマスク転売に規制をかけるほか、モラルの問題も

 

マスク転売は違法ではないですし

いまのところ罰せられることもありません。

 

しかしながら、現在プラットフォーム側が

マスク転売に規制をかける方向で動いています

 

 

消費者庁がプラットフォーム側にマスク転売の規制をかけるよう要請

 

マスク転売は社会的にも

大きな問題となっています。

 

全国の消費生活センターには

ぜんそくがあるのにマスクが手に入らない…

などの苦情も多数寄せられているそうです。

 

本当に必要な人にマスクが

行き渡っていない状態ですね。

 

こうした状況から消費者庁は、

異例とも言えるフリマアプリの運営企業への

対応要請を行いました。

 

 

メルカリは高額なマスク転売には利用規制をかけると発表

 

メルカリは2月4日、メルカリ上で販売している

マスクについて適切な範囲での出品・購入

をするよう注意喚起。

 

メルカリからのお知らせ(マスク取引に関して)

出典:メルカリ

 

メルカリでは、薬機法によって

医薬品や医療機器を出品することは禁止していますが、

その中にマスクは含まれていません。

 

しかし、メルカリのガイドラインを見ると

以下のようなルールが記載されている

ことがわかります。

 

メルカリ事務局で不適切と判断される行為

以下に該当する行為やその他事務局の判断により不適切とみなされる行為は禁止します。

これらの行為を発見した場合は、ご利用の制限や出品・投稿の削除をいたします。

◯通常の経済的価値と著しくかい離した販売価格により商品を出品すること

 

今回のマスク転売は上記にあたる行為であり、

対象ユーザーは商品が削除されたり、

アカウントを凍結されたりする可能性があります。

 

メルカリでは基本的に

1ユーザー1アカウントまでしか持てないため、

凍結されれば二度とメルカリを利用できなくなる

恐れもあります。

 

 

Amazonではアカウント規制がかかる可能性も

 

Amazonはメルカリのように

正式な発表をしているわけではありませんが、

規約に違反した商品は取り下げるなどの

対応をとっているようです。

 

Amazonは「適正な価格設定に関するポリシー」

という規約を定めており、NG行為として

 

AmazonまたはAmazon以外での最近の販売価格よりも

著しく高い商品またはサービス価格の設定

 

上記に該当するものは出品の取り下げ

さらに悪質な場合は出品権限の取り下げ・剥奪

といった措置を取るとしています。

 

ユーザーから通報が入れば

Amazonはすぐに動く可能性が高いですし、

実際にAmazonでマスク転売をしていたユーザーの中には

アカウント規制がかかった人もいるようです。

 

このような利用規制がかかれば、

転売用に大量購入したマスクは

すべて不良在庫となってしまいます。

 

 

マスク転売は違法ではないが、利益至上主義者は必ずどこかで失敗する理由

マスク転売は違法ではないが、メリット・デメリットを考えるとおすすめしない

 

マスク転売は違法ではないものの、

それによって得られるメリットは

ほんの少しの小銭を稼げることだけです。

 

すでにプラットフォームが規制を始めているので

もはや稼ぐことも難しくなっているのですが、

それ以上に大きなデメリットがあります。

 

それは、記事の冒頭でもお伝えした

利益至上主義者は、どこかで必ず失敗する

という点です。

 

 

お客様の利益を考えられない人はビジネスでも上手くいかない

 

ビジネスの本質は、顧客に価値を提供すること。

 

つまり、”ユーザーファースト”です。

 

ユーザーが喜ぶ商品・サービスを提供したら、

その見返りとして、自分も報酬をもらう。

 

このようなWIN-WINな関係が築けないビジネスは、

遅かれ早かれ衰退していきます。

 

そもそもマスク転売のように、

初めから自分だけ儲かれば良いという考えの人は

お客様目線に立つことができないので、

なにをやっても上手くいくはずがありません。

 

性格や考えは、そう簡単に変えられないでしょう。

 

しかし、本当にビジネスで結果を出したいなら

自分都合の利益至上主義からは

脱却する必要があります。

 

 

ラクして稼ごうという気持ちを詐欺師に付け込まれる

 

こういったラクチンな儲け話に

すぐ飛びついてしまう人は

大損する傾向が高いです。

 

こうした人は”簡単に儲かる”といった

美味しい話があると、すぐに飛びつきます。

 

安易な気持ちで手を出し、ラクして稼ごうとする…

 

そんな人を、悪どい詐欺師たちが

黙って見過ごすはずがありません。

 

おいしい儲け話をエサに

大金をせしめられてしまいます。

 

もちろん、そんなうまい話が

一般人に回ってくるはずがありません。

 

普通に考えればわかることなのですが、

ラクに稼ぎたい一心で冷静な判断ができません。

 

結果、一時的な小銭稼ぎはできたとしても、

最終的にはドツボにはまってしまう可能性が

非常に高いのです。

 

自分だけは騙されない!

と自信がある人ほど、サクッと

いかれてしまうので要注意ですね。

 

 

マスク転売で稼いだことを家族や友達に胸を張って言えますか?

 

ズバリ言います。

 

困っている人の弱みに付け入り、

儲けたお金で食べるご飯って

美味しいですか・・・?

 

 

「マスク転売で儲けた!」と

家族や知人に胸を張って言えますか?

 

 

転売ヤー、せどらーというのは、

ただでさえ世間から嫌われています。

 

世の中の邪魔者扱いです。

 

にも関わらず、事件・事故などに便乗して

儲けたことに賛同してくれる人が

どれだけいるでしょうか??

 

マスク転売等に走ってしまう理由は

各々あると思いますが、

 

わざわざそうした他人を困らせる方法を

選ばなくても、稼ぐ方法は

いくらでもあることを知ってもらいたいです。

 

どんな悪人であっても、人から恨まれるよりも

感謝されながら稼ぐほうがいいですよね。

 

今の時代はインターネットの普及により、

企業だけでなく個人単位で

驚くべき金額を稼ぐことが

できるようになりました。

 

人を貶めたりグレーゾーンで稼いだり

する方法を取る必要はなく、

いろいろな選択肢があります。

 

加藤も実践している輸入物販でも良いですし、

クラウドソーシングアフィリエイトなら

パソコン1台あれば元手もほとんど要りません。

 

また、マスク転売などは継続性がありませんが、

上記のようなビジネスは

実績を積み上げていくことで

収入もどんどん伸ばしていくことが可能なのです。

 

 

まとめ

 

今回のマスク転売だけに限らず、

いつの時代も人の弱みに付け入って

稼ごうとする人は一定数います。

 

そして残念ながら、そうした人種は

今後もいなくなることはないでしょう。

 

しかし、今回の記事で解説したように、

自分さえ良ければいいと考える人は

いずれ淘汰されていきます。

 

マスク転売などの非道徳な方法で

稼いでほしくありません。

 

人から感謝されながら稼げる。

 

そんな、生産的な物販ビジネスを

ぜひ目指してください。