中国輸入のリサーチ方法を徹底解説!売れる商品&生産工場の選定方法とは?

 

中国輸入Amazon販売の専門家 加藤さとしです。

 

「中国でオリジナル商品を生産して

Amazonで販売したい!」

 

そんなあなたが最初に

しなければいけないこと、

それは”徹底的な商品リサーチ”です。

 

  • どんな商品を売るのか?
  • その商品は長期的な利益が出るのか?
  • 競合セラーはどれくらいいるのか?
  • どこから、いくらで仕入れるのか?

 

他にも意識すべき点は

まだまだたくさんあります。

 

地味で面倒な作業ですが、

リサーチなくして物販での

成功はまずありません。

 

にもかかわらず、多くの人は

的外れなリサーチをしてしまい、

大量の在庫を抱えてしまいます。

 

今回の記事では、そんな失敗を避けるために、

 

中国輸入Amazon販売で必要な商品リサーチの考え方

売れる商品をリサーチする方法

 

さらには中国商品のメイン仕入先となる

卸仕入れECサイト「アリババ」で、

 

目当ての商品を効率的に見つける方法

仕入先(生産工場)の選定方法

 

上記の具体的なリサーチ方法について

解説していきたいと思います。

 

 

中国輸入Amazon販売の商品リサーチで重要な考え方

中国輸入Amazon販売の商品リサーチで重要な考え方

 

 

”よく売れているものを売る”ことが大前提

 

中国輸入Amazon販売を始めるにあたり、

まずあなたがすべきは

Amazonでよく売れている商品をリサーチすること

です。

 

よく売れている商品は確かな需要があり、

あなたもそうした商品を真似することで

同じように売上を伸ばせる可能性があります。

 

もしかしたら、中には

 

「他人が扱っている商品と同じようなものは売りたくない」

「まだ誰も売っていない画期的な商品を世に出したい」

 

こういった気持ちかもしれません。

 

しかし、誰も売っていない

まったく新しい商品を仕入れるのは

失敗する典型的なパターンです。

 

本当に売れるかどうかが未知数であり

かなりのリスクを伴うからです。

 

また実際に需要がなく売れないので

誰も売っていない、という可能性もあります。

 

潤沢な資金やリソースがたっぷりある

大企業は別ですが、私達はわざわざ

そんな冒険をする必要はないでしょう。

 

「確実に売れているものを売っていく」

中国輸入Amazon販売では、

この考えが非常に重要ということを

覚えておいてください。

 

 

Amazon商品リサーチにおける3つのコツ

 

いざリサーチを始めようと思っても、

なにから手を付ければいいのか

迷う人は多いはずです。

 

商品リサーチの際に調べてほしいことは、

 

中国輸入品が多い

適度な市場規模がある

ライバルが弱い

 

この3つを満たすカテゴリーに

属する商品かどうかです。

 

 

中国輸入品が多いカテゴリーを選ぶ

 

Amazonには中国輸入品を多く販売している

カテゴリーが存在します。

 

こうしたカテゴリーに属する商品は、

アリババやタオバオでも類似品を見つけて

仕入れをしやすいです。

 

 

適度な市場規模があるカテゴリーを選ぶ

 

商品売上は、Amazonのカテゴリー

によっても大きく変わってきます。

 

Amazonには無数のカテゴリーが存在しますが、

その中でも市場規模が大きいもの、

小さいものに分かれます。

 

市場規模が小さいカテゴリーでは

ランキング上位商品でも1位以下は売上が少ない、

といったようなケースが多いです

 

こうしたカテゴリーを選んでしまうと

労力の割に売上がなかなか立たないので、

市場規模が適度にあるカテゴリーに参入します。

 

 

ライバルが弱いカテゴリーを選ぶ

 

たとえば「iPhoneケース」は中国輸入品が多く

市場規模も非常に大きいです。

 

しかし、こうしたカテゴリーの商品を

物販初心者が売り出しても、

ライバルが多い&ライバルが強すぎるため

全く歯がたたないことは明確ですよね。

 

大前提としては市場規模が大きい

カテゴリーを選ぶのですが、

 

その中でもライバルが比較的弱い

サブカテゴリーや商品を選定する

ことが重要になります。

 

 

Amazonでよく売れる中国品をリサーチする具体的な方法

Amazonでよく売れる中国品をリサーチする具体的な方法

 

では、ここから具体的な

商品リサーチ方法を見ていきます。

 

中国輸入Amazon販売では

 

  • 小さい
  • 軽い
  • 壊れにくい

 

この3つの条件を満たす商品が

送料が安いので利益を出しやすく、

なおかつ輸送中の破損トラブルも

起きづらいので扱いやすい商品と言えます。

 

ただし、これは基本中の基本であり

扱いたいと思う人ばかりのため、

あえて逆の特徴を考えることもポイントです。

 

たとえばこういった特徴です。

 

  • 大きい
  • 重い
  • 壊れやすい(ガラス製品など)

 

上記条件に当てはまる商品を

扱う戦略もありますが、その分

難易度は上がります。

 

今回は、軽くて壊れづらい

ヨガマット」を例に

見ていきたいと思います。

 

まずは、「ヨガマット」が

Amazonのどのカテゴリーに

該当するのかを確認しましょう。

 

 

①カテゴリーを調べる

カテゴリーを調べる1

 

Amazonの検索窓に

「ヨガマット」と入れて検索します。

 

カテゴリーを調べる2

 

検索上位の商品ページをクリックします。

 

カテゴリーを調べる3

 

商品ページ中盤の

「登録情報」→「Amazon売れ筋ランキング」に

カテゴリーが記載されています。

 

ヨガマットは

 

  • 大カテゴリー:スポーツ&アウトドア
  • サブカテゴリー:ヨガマット

 

ということがわかります。

 

なお商品によっては、カテゴリーが

複数のカテゴリーに属している場合もあるので、

複数の商品をチェックしてみてください。

 

 

②中国輸入品が多いカテゴリーかを調べる

中国輸入品が多いカテゴリーかを調べる1

 

登録情報のAmazon売れ筋ランキング

に記載されているサブカテゴリーを

クリックします。

 

サブカテゴリーと大カテゴリーのランキングチェック

 

各商品の商品ページをザッと

チェックしていきます。

 

その商品が中国輸入品か?

 

つまりアリババで手に入るかどうかは、

商品ページを見れば判断が付く場合が多いです。

 

判断ポイントは以下のとおりです。

 

 

商品写真からわかる中国輸入品の特徴

 

中国輸入品は商品写真に以下のような

特徴がある場合が多いです。

 

  • 商品以外のものが写り込んでいる
  • 梱包袋やタグにブランド名が記載されている写真がある
  • 写真に中国語が記載されている、文章がおかしい
  • 外国人モデルを起用している
  • モデルがサングラスをしている、ポージングが上手
  • 街などで撮影した写真を使用している

 

 

商品タイトル・説明文キーワードからわかる中国輸入品の特徴

 

商品タイトル・説明文に次のような

キーワードが含まれていたら、

中国輸入品の可能性が高いです。

 

  • ノーブランド
  • 中国製(Made in China)
  • JANコード
  • オリジナルブランド取得済み
  • オリジナル日本語説明書付き
  • 商標登録済み

 

 

その他の中国輸入品の特徴

 

  • 商品説明文の日本語に違和感がある
  • セット品販売をしている
  • ブランド名をGoogle検索しても公式HPが出てこない
  • 出品者が中国人、住所が海外(中国等)の住所

 

 

中国輸入品と推測できる具体例

中国輸入品と推測できる具体例1

 

たとえば、こちらの商品ですが、

 

中国輸入品と推測できる具体例2

 

商品写真に記載されている

日本語が若干おかしいことが分かります。

 

中国輸入品と推測できる具体例3

 

商品説明文を読んでも

日本語がおかしい箇所が複数あり、

日本人が出品していないと推測できます。

 

初めは見分けが付きづらい

かもしれませんが、慣れてくれば

商品写真や説明文の雰囲気等から

すぐにわかるようになってきます。

 

中国輸入品が多い=アリババで仕入れられる可能性がある

ので、まずはサブカテゴリーランキングの

上位50商品くらいを確認して、中国輸入品が

複数含まれているかを見ていきましょう。

 

 

③市場規模が大きいカテゴリーかを調べる

 

サブカテゴリーと大カテゴリーのランキングチェック

 

ここではあなたが参入しようとしている

サブカテゴリーは市場規模が大きいのか、

つまり「十分な売上があるのか」を

チェックしていきます。

 

サブカテゴリーと大カテゴリーのランキングチェック

 

サブカテゴリーのAmazon売れ筋ランキングで

上位商品から一つずつ大カテゴリーの順位、

サブカテゴリーの順位をそれぞれ見ていきます

 

サブカテゴリーと大カテゴリーのランキングチェック2

 

たとえば、こちらのサブカテゴリー

ランキング1位の商品。

 

サブカテゴリーと大カテゴリーのランキングチェック3

 

売れ筋ランキングを確認すると、

大カテゴリーの「スポーツ&アウトドア」

でも3位となっています。

 

「スポーツ&アウトドア」というカテゴリーは

Amazonの中でも市場規模が

かなり大きいカテゴリーです。

 

その中でも上位に食い込んでいるということは

かなりの売上があると予想できるわけです。

 

その他の商品についても同様の方法で

大カテゴリーでのランキングを確認していきます。

 

このときサブカテゴリー上位の商品だけでなく、

比較的順位が低い商品でも大カテゴリーの

ランキングが高ければ、そのサブカテゴリーは

全体的に市場規模が大きく、参入の余地ありと

判断できます。

 

 

販売数もチェック

 

また併せて、その商品は実際

どれくらい売れているのか、

日々の販売数も確認します。

 

と言っても、現時点でツールを使わずに

販売数を一発で確認できる方法はありません。

 

ここでは若干時間がかかりますが、

手動で確認していく方法をお伝えします。

 

その方法とは、商品ごとの在庫数を

毎日同じ時間に記録する方法です。

 

仮に10月10日の在庫数が10、

翌日の10月11日の在庫数が8なら

1日で2個売れたことがわかりますね。

 

これを1カ月続ければ、その商品の

1ヶ月間の販売数を把握できます。

 

在庫数は次のような方法で

知ることができます。

 

販売数もチェック1

 

①該当商品をカートに入れる

 

販売数もチェック2

 

②この画面が表示されたら

「カートの編集」をクリック

 

販売数もチェック3

販売数もチェック4

 

③「数量」をクリックして、「10+」を選択

 

販売数もチェック5

 

④最大数量の999を入力、「更新」をクリック

 

販売数もチェック6

 

⑤すると、現在の在庫数が表示されます。

 

たとえば、こちらの商品の

在庫数は111点となっていますが、

翌日の同じ時間に計測した際に106点なら

1日で5点売れたと推測できます。

 

面倒ですが、これを毎日繰り返し行うことで

おおよその販売数を確認できます。

 

アマテラスでリサーチにかける時間を大幅短縮できます

 

ただし、実際に見てもらうとお分かりの通り、

手動で行う場合、かなりの手間です。

 

あと、自社配送の場合は

在庫数は自由に設定ができるので

当てになりません。

 

さらに、在庫数が1000点以上ある場合は

この方法では在庫数の確認ができません。

 

Amazon販売支援者ツール「アマテラス」であれば

自動で販売個数情報を取得してくれます。

 

アマテラスでリサーチにかける時間を大幅短縮できます

 

アマテラスでは、カテゴリー別の

TOP100検索という機能を使うことで、

サブカテゴリー、大カテゴリーの順位、

過去7日間・30日間の販売予測数を

一発で知ることができます。

 

大幅に時間を短縮できるので使ってみてください。

 

アマテラス 30日間お試し利用ページ

 

 

④ライバルの弱いカテゴリーかを調べる

 

中国輸入品が多く、市場規模が大きい

カテゴリーと分かった。

 

じゃあ早速仕入れを、、といきたいところですが、

先ほどもお伝えしたように

ライバルが多い&強すぎる場合は

初心者が参入しても玉砕する可能性大です。

 

そこで、参入予定のカテゴリーにいる

ライバルの強さを調べていきます。

 

”ライバルの強さ”を知る方法ですが、

具体的には「参入の余地があるのか?」

を確認していく作業になります。

 

たとえばですが、カスタマーレビュー評価

を例にしてみましょう。

 

売上ランキングは上位なのに

低評価の割合が多い商品については

その部分を改善してあなたが販売することで

既存商品を超えられる可能性があります。

 

また、商品ページのクオリティを例にしてみると、

日本語の説明文がおかしく違和感があったり、

低品質の写真が使われていたりする場合

参入のチャンスがあります。

 

このような商品については、一定のユーザーは

不審に思い、直感で購入をやめる

ケースもあるはずです。

 

あなたが売り出す際は商品ページの

クオリティを上げることで、

似たような商品でも売上をさらに

上げられる可能性があります。

 

以上のように、ライバルの強さを測るには

商品自体や商品ページ等に改善の余地があるか?

が一つの目安と言えます。

 

 

【注意】仕入れ時に注意すべき中国輸入品

 

先ほど、中国輸入Amazon販売では

小さい、軽い、壊れづらい商品を

扱うことが一般的ですが、

 

あえて逆に、

大きい、重い、壊れやすい

商品を扱う戦略もある

とお伝えしました。

 

商品選定の際は、上記以外にも

いくつか注意してほしい点があります。

 

(1)季節限定の商品

一定期間しか売れないので、

仕入れ量・販売期間に注意。

 

(2)ライバルが強すぎる商品(iPhoneケースなど)

よほどのブランド力がある、

他商品と差別化できるといった場合を除いて

基本的には参入を避ける。

 

(3)Amazon制限対象となっている商品

基本的には仕入れない。

 

(4)法律で輸入禁止されている商品

絶対に仕入れてはいけない。

 

特に注意してほしいのは(3)(4)です。

 

まず、Amazonでは以下の商品を

制限対象商品としています。

 

  • 酒類の取り扱い
  • 動物および動物を材料とする商品
  • 自動車用品
  • 医薬部外品および化粧品
  • 通貨、硬貨、および現金同等品
  • 栄養補助食品
  • 医薬品
  • 武器および武器を模した商品
  • 食品&飲料
  • アダルト商品
  • 不快感を与える商品
  • Amazon デバイスおよび修理・メンテナンス用アクセサリ商品
  • 電化製品・電子機器
  • レーザーポインターおよびその関連商品
  • 医療機器の取り扱いについて(マーケットプレイス出品者用)
  • 盗品及びロックピッキング装置
  • 医療機器および関連商品
  • 植物、植物由来製品及び種子
  • リコール対象商品
  • タバコおよびタバコ関連商品
  • その他の商品
  • 化学物質、農薬および肥料
  • 家電リサイクル法に基づく義務に関する規約

 

上記商品はすべて絶対に売ってはいけない

というわけではありませんが、

扱いが難しいので、初心者の方は

仕入れないのが無難です。

 

Amazonの出品規定違反となる

商品を販売した場合は、

出品の取り消しやアカウントの削除、

さらに場合によっては逮捕等のリスクもあるので

注意しなければいけません。

 

また、以下の法律で輸入禁止されている商品は

絶対に仕入れて販売してはいけません。

 

  • 偽物・コピー品
  • 関税法で輸入禁止されている商品
    (違法薬物、危険物等)
  • ワシントン条約で輸入禁止されている商品
    (絶滅が危惧されている動植物の革等を使った製品)

 

関税法やワシントン条約で

輸入が禁止されている対象品は

随時変更・追加される場合があります。

 

仕入れ時は、上記の法律に違反していないか、

またAmazonの制限対象商品となっていないかを

確認してから仕入れるようにしてください。

 

 

アリババで目当ての中国輸入品をリサーチする方法

アリババで目当ての中国輸入品をリサーチする方法

 

仕入れ対象となる商品が見つかった後は、

実際に同じ・似たような商品をアリババで

購入できるのかをリサーチしていきます。

 

アリババのリサーチ方法としては、

以下の2通りがあります。

 

画像検索を使ったリサーチ

キーワード検索を使ったリサーチ

 

 

①画像検索を使ったリサーチ方法

 

アリババには、探したい商品の画像を

アップロードすると、それと似た商品を

探してくれる機能があります。

 

画像検索を使ったリサーチ方法1

 

アリババトップページの検索窓右側にある

カメラマークをタップすると、任意の画像を

アップロードできます。

 

画像検索を使ったリサーチ方法2

 

今回はこちらのヨガマットの

画像をアップロードしてみます。

 

画像検索を使ったリサーチ方法3

 

すると、似たような商品が

一覧で表示されます。

 

ただし、この方法はあくまで

アップロードした画像と似ている

商品を探す機能なので、たとえば

画像が加工されている場合は

ヒットしないケースもあります。

 

さらに言えば、この方法で

すぐに見つけられる商品は

”仕入れ注意商品”とも言えます。

 

すぐに見つかる、ということは

他の人もあなた同様、

簡単に仕入れられるわけです。

 

みんなが同じように仕入れ・販売をすれば

ライバルが一気に増えて供給過剰に

なってしまいますよね。

 

ですので、利益が出そうな商品が

すぐに見つかったらと言って、

即座に仕入れ対象とするのは危ない

という点は覚えておいてください。

 

 

②キーワード検索を使ったリサーチ方法

 

次は、キーワード検索を使った

リサーチ方法について解説します。

 

こちらの方が若干面倒ですが、

その分、より目当ての商品を

見つけやすいです。

 

画像検索をしても出てこない場合は

キーワード検索をしていきましょう。

 

流れとしては以下のとおりです。

(1)Amazon商品タイトルをコピー
(2)Google翻訳で中国語に翻訳
(3)必要な単語を抜き出す
(4)アリババの検索窓にキーワードを入力・検索

 

キーワード検索を使ったリサーチ方法1

 

(1)まずは、Amazonの商品タイトルをコピーします。

 

キーワード検索を使ったリサーチ方法2

 

(2)次にコピーした商品タイトルを

Google翻訳で中国語に変換します。

 

キーワード検索を使ったリサーチ方法3

 

(3)次に商品の核となる

単語を抜き出します。

 

今回で言えば「ヨガマット」なので、

「瑜伽垫」は絶対に必要な単語です。

 

ただし、単純に「ヨガマット」と

検索をかけても様々な種類のものがあり、

該当商品になかなかたどり着けない

可能性が高いです。

 

その場合は、さらに商品の特徴である

単語を抜き出し、追加していきます。

 

今回で言えば、たとえば

 

  • 6mm(厚み)
  • TPE(素材)
  • 両面の滑り止(特徴)

 

こういった単語もメインの

「ヨガマット」と併せて抜き出します。

 

再度、以下のようにキーワードを抜き出した状態で

翻訳をしてみましょう。

 

 

上記の黄色の部分をクリックすると

簡単にコピーすることができます。

 

キーワード検索を使ったリサーチ方法4

 

(4)そして、コピーした単語(キーワード)を

アリババのトップページ上部にある

検索窓に入力して「搜索」をクリックします。

 

キーワード検索を使ったリサーチ方法4

 

すると、このように様々な

商品がヒットします。

 

キーワード検索を使ったリサーチ方法5

 

ページ下に行くと似たような

商品が見つかりました。

 

キーワード検索を使ったリサーチ方法6

 

ちなみに、商品画像上にマウスを持っていくと

「相似」「同款」と表示される場合があります。

 

相似」は似たような商品を再表示でき、

同款」は同じ商品を価格別に表示できます。

 

これらの機能は、さらに商品を掘り下げて

リサーチしたい場合や低価格の同一品を

探したい場合に有効的です。

 

 

仕入先(店舗)の具体的な選定基準

 

アリババでは全く同じ商品を

複数の店舗が販売している場合が多いです。

 

このとき、どの店舗から

仕入れればいいのでしょうか?

 

その判断基準となるのが

以下の3点です。

 

(1)安く販売している

(2)店舗評価が良い

(3)OEM/ODMに対応している

 

 

(1)安く販売している

 

アリババを見るとわかりますが、

全く同じ商品でも販売価格は

店舗によってバラバラです。

 

(1)安く販売している1

 

実はアリババでは、購入数量によって

商品単価が変動するケースが多く、

商品検索時に表示されている価格は

最大数量を購入した場合の

最安価格となっています。

 

(1)安く販売している2

 

たとえば、こちらの店舗は

9個以下の購入で1商品あたり41元、

10個以上の購入で1商品あたり39元

というように設定しています。

 

このように販売価格は

同一商品であっても

店舗ごとに異なります。

 

仕入れの際はまとまった数量を

仕入れて価格を安くするのが一般的なので、

リサーチでは安く販売している店舗を

探すことが重要です。

 

 

(2)ストア評価が良い

 

安く販売していることは重要ですが、

同時に店舗評価も必ず確認します。

 

なぜなら、価格だけを見ていると・・・

 

  • なかなか発送されない
  • 連絡しても返信が異常に遅い
  • 不良品率が高い
  • 商品が壊れている
  • 発注した量と違っている

 

といったように、

クオリティが低い店舗に当たってしまう

可能性があるからです。

 

こうしたトラブルを回避するためにも、

店舗選びの際は評価確認が必須です。

 

(2)ストア評価が良い1

 

店舗評価は、商品ページ内の

評価欄より確認できます。

 

今回、特に注意すべき項目を

赤枠で囲いました。

 

一番上の「◯年」は営業年数です。

 

営業年数が長いほど

信用度は上がります。

 

「交易勋章」は直近30日の

売上規模をメダルの数で

表しています。

 

メダルは最低1個、最大5個で、

多いほど取引が活発ということなので、

メダルの数はできるだけ多い店舗が良いです。

 

「供应等级」は、取引量ランクです。

 

スター→ダイヤ→クラウンの3段階があり、

クラウン5個が最大ランクです。

 

こちらも上位ランクほど

信頼性は増します。

 

評価詳細は以下のとおり

となっています。

 

  • 货描→商品ページと実物の一致度
  • 响应→問い合わせ時のレスポンス速度
  • 发货→配達速度
  • 回头率→リピート率

 

上記評価はすべて数値が高いほど

信頼できる店舗と言えます。

 

評価詳細をクリックすると、

項目別にさらに詳しい評価を

確認できます。

 

(2)ストア評価が良い1

 

「交易情况」では直近90日の

累計販売数、ショップ利用者数、

リピーター率を確認できます。

 

同業他社の平均と比べて

上回っていれば信頼できる店舗

と言えるでしょう。

 

(2)ストア評価が良い3

 

「服务情况」では、

 

  • 配達日数が早いか
  • 返品率は低いか
  • カスタマーセンターやアリババの介入率が低いか

 

上記の点を業界平均と比べてどうか、

チェックしてみてください。

 

(2)ストア評価が良い4

 

ちなみに、「基本信息」という項目を

クリックすると、その会社の詳細を

確認できます。

 

(2)ストア評価が良い5

 

ここでは会社の設立年や資本金等を

確認できます。

 

この欄が記載されておらず

空欄になっている場合

ルーズな会社である可能性があります。

 

つまり、トラブルが起こる可能性が高い

ということですね。

 

そういった店舗との取引は

できるだけ避けるのが無難です。

 

 

(3)OEM/ODMに対応している

 

アリババには、

 

  1. 問屋形式のショップ
  2. 工場直営のショップ

 

主にこの2つの形態の店舗があります。

 

これからAmazonでオリジナル商品を

販売していくなら、後者の「工場直営」の

ショップと取引していくのが基本です。

 

工場直営のショップは、OEM・ODM生産に

対応していることが多く、製品改良等の要望にも

スムーズに応えてくれる可能性があります。

 

(3)OEM/ODMに対応している1

 

工場直営のショップの見分け方ですが、

アリババでキーワード検索をすると

ページ上部に「经营模式」という項目が

あるので、ここから「生产加工」を選びます。

 

すると、工場直営ショップの

商品のみが表示されます。

 

ただし、ショップによって

 

  • OEMのみ可
  • ODMのみ可
  • OEM/ODMどちらも可
  • OEM/ODMどちらも不可

 

と分かれるので、

担当者に事前確認をする

必要があります。

 

ここから先ほど紹介した

 

  • 価格の安さ
  • 店舗評価の高さ

 

この2点を考慮して

ショップ選びを行います。

 

以上が仕入先(店舗)の

選び方となります。

 

 

利益計算を行い、仕入れるべきかをジャッジ

 

中国から商品を輸入して、

Amazonで販売する際は

以下のように様々な費用がかかります。

 

  • 製品原価
  • 中国国内送料
  • 中国から日本への国際送料
  • 関税
  • 通関手数料・税関手数料
  • 消費税
  • Amazon販売手数料/カテゴリー成約料/FBA手数料

 

販売価格から上記費用を引いたものが、

ざっくり利益となります。

 

※別途、スポンサープロダクトなどの広告費も必要です

 

中国輸入Amazon販売では、

広告費以外を差し引いて、

利益率が「最低30%以上」になるような

商品を選定して販売していきましょう。

 


加藤さとし

繰り返しになりますが、利益計算は最低限すべきことです。実際にはチェックすべき項目がいくつかあるのでご注意を。

 

まとめ

 

中国輸入Amazon販売で

扱う仕入れ商品を決定するには

売れていればなんでも良いわけではありません。

 

商品リサーチを通して

 

  • 中国輸入品が多いカテゴリー
  • 一定の市場規模があるカテゴリー
  • ライバルが弱いカテゴリー

 

この3つの条件を満たすカテゴリーに

属す商品を探していきます。

 

アリババで該当商品を探す際は、

まず画像検索でリサーチをかける。

 

見つからない場合は、さらに

キーワード検索を行います。

 

アリババでは同じ商品を、複数の店舗が

販売している場合が多いので、

 

店舗選びの際は

 

  • 安く販売している
  • 店舗評価が良い
  • OEM/ODMに対応している

 

この3つの基準を満たす店舗を

探すようにしましょう。

 

中国輸入Amazon販売に限らず、

物販では「リサーチが命」です。

 

良い商品がなかなか見つからなくても

すぐに諦めるのではなく、関連商品を掘り下げるなど

粘り強くリサーチしてみてください。