中国輸入Amazon販売の専門家 加藤さとしです。

メルカリで取引をしていて

キャンセルをしようか迷ったとき

もしくはキャンセルされてしまったとき、

 

「メルカリで取引キャンセルした場合にペナルティはある?」

「取引をキャンセルしたら低評価されてしまう?」

「メルカリで出品者都合でキャンセルする場合の注意点は?」

 

メルカリで商品を販売していると

どうやっても何かしらの理由で

取引をキャンセルされる場合があります。

 

また、キャンセル取引は「悪い行為」

というイメージを持っている出品者の方も多く、

本来の取引ではない商品を発送して誤魔化してしまったり、

連絡をしないで取引自体をなかったことにしよう

とする対応をする出品者の方も多いのです。

 

しかし、そのような対応をしてしまうと

メルカリで利益を出すことはできませんし、

最悪の場合、メルカリで出品できなくなってしまう

ことも考えられますので、しっかりとした対応が求められます。

 

そこで、本記事ではメルカリの取引キャンセルについて

ペナルティ発生の有無やキャンセル時の注意点などを解説していきます。

 

 

そもそもメルカリの取引キャンセルとは?

 

メルカリでは、出品した商品が購入された時の

取引を中止する場合に「取引のキャンセル」として扱われます。

 

メルカリで取引のキャンセルが行われることは珍しくなく、

購入者が同じ商品を他のサイトで安く見つけてしまった場合や、

購入金額を準備できなかった場合などの

「購入者都合の取引キャンセル」はもちろん、

出品者としてもヤフオクなどで同時出品している商品が

すでに売れているのにも関わらず、メルカリで購入されてしまい

在庫が無くなってしまった場合、

購入者からの入金・連絡がない場合など、

さまざまな状況で取引のキャンセルが発生する場合があります。

 

このように、メルカリで商品を出品する場合、

さまざまな状況で取引キャンセルの可能性があるため、

しっかりとキャンセルされたときの対応を覚えておく必要があるのです。

 

メルカリでの取引キャンセル申請の手順は下記の通りとなります。

 

1.取引画面の最下部に表示される「この取引をキャンセルする」をタッチする

2.キャンセル理由を選択し、「理由の詳細」を入力する

3.キャンセル時の注意点にチェックを入れ、「キャンセルを申請する」をタッチする

 

購入者からキャンセル申請が送られてきた場合、

出品者が「同意する」を選択した場合に取引キャンセルが成立となるため、

不当なキャンセル申請である場合は

購入者に連絡をして事情を聞くようにしましょう。

 

 

メルカリの取引キャンセルにはペナルティはある?

 

結論から申し上げますと、メルカリの取引キャンセルには

ペナルティは存在しません。

 

つまり、「出品者都合」と「購入者都合」

どちらの理由でキャンセルが発生しても

双方にペナルティは発生しないのです。

 

ただし、メルカリでは「自己都合であり自分勝手な迷惑行為」が

禁止事項とされているため、あまりにも無責任な取引キャンセルを

してしまうと、出品できなくなってしまったり、

強制退会の処分となってしまう場合もあります。

 

「自己都合であり自分勝手な迷惑行為」の詳細については

記載されていませんが、しっかりとした理由を

購入希望者に伝えることができれば問題はありませんので、

キャンセルが出た場合にはしっかりと対応することが大切です。

 

 

メルカリの取引をキャンセルしたら低評価されてしまう?

 

メルカリで取引キャンセルをするときに、

ペナルティと同じくらい気になることは

「キャンセル後に低評価されてしまうのではないか?」

ということですが、取引のキャンセルが成立した場合には

システム上で評価ができないようになるため、

高評価も低評価も付けられることはありません。

 

メルカリで多くの商品を販売するためには

購入者からの高評価が大切になるため、

キャンセルされると低評価がついてしまう可能性が高く

心配になりますが、低評価についても心配は不要です。

 

また、メルカリでは双方が評価する前まで

取引をキャンセルすることができるため、

場合によっては購入者の評価が完了した後に

取引のキャンセルを行うこともありますが、

この場合に関しても評価の内容は表示されませんので、

仮に低評価の評価が付けられたとしても

プロフィールに低評価が付くことはありません。

 

 

メルカリで取引キャンセルするときの注意点は?

 

メルカリで取引をキャンセルするときの注意点は下記の3つです。

 

・キャンセル申請を取り消すことができない

・返品によるキャンセル対応は慎重に行う

・取引キャンセル後は購入者に連絡できなくなる

 

それぞれの注意点について詳しくご紹介していきます。

 

1.キャンセル申請を取り消すことができない

 

メルカリでは一度成立した取引のキャンセルを

ユーザーでは取り消すことができず、

運営に相談しても原則、取引キャンセルを取り消すことはできません。

 

メルカリのキャンセル申請は気軽に使いやすい機能になりますが、

キャンセルしてしまうと売り上げが無くなってしまうだけでなく、

リピーター獲得の可能性も消してしまうことになるため、

取引キャンセルは慎重におこなう必要があります。

 

2.返品によるキャンセル対応は慎重に行う

 

購入者に商品が到着してから、破損・汚れ・別の商品が到着した

などのトラブルが発生した場合、購入者から出品者に

商品を送り返して取引キャンセルをおこなうケースもあります。

 

このとき、購入者は支払った購入金額については

メルカリ運営から返金されますが、

返品にかかる送料はメルカリ運営から返金されずに

出品者と購入者の相談で返金方法が決定することになるため、

双方が納得できるように話し合うことが大切になるのです。

 

また、出品者の落ち度でキャンセルが発生してしまった場合、

購入者に面倒をかけないためにも

キャンセル後に到着した商品は返品不要という対応を取ることもできます。

 

3.取引キャンセル後は購入者に連絡できなくなる

 

メルカリで取引キャンセルが成立した場合、

取引自体が削除されてしまうため、

購入者とメッセージでのやりとりができないことはもちろん、

過去のやりとりに関しても削除されてしまいます。

 

ですので、キャンセルに必要な連絡をすべて終えた状態で

取引キャンセルを成立させるようにしましょう。

 

また、メルカリでは購入後であれば

常に取引キャンセルの申請がおこなえるというわけではなく、

出品者からのキャンセル申請は常におこなうことができますが、

購入者からのキャンセル申請は

「発送までの日数」を経過した翌日0:00に、

取引画面の最下部にキャンセル申請フォームが表示されます。

 

 

まとめ

 

本記事ではメルカリの取引キャンセルについて

ペナルティ発生の有無やキャンセル時の注意点などを解説していきました。

 

お伝えした通り、メルカリの取引キャンセルは

「購入者都合」と「出品者都合」の

いずれのキャンセルであってもペナルティは存在しませんが、

あまりにも無責任な取引キャンセルをしてしまうと

ペナルティが発生してしまい、今後、メルカリを通じて

商品を出品することができなくなってしまうこともあります。

 

ですので、しっかりと購入希望者に事情を説明して

納得のうえ取引をキャンセルするようにすることが大切です。

 

ぜひ本記事を参考にして、しっかりとメルカリの取引を

キャンセルできるようにしてください。