中国輸入Amazon販売の専門家　加藤さとしです。

メルカリで画像は非常に重要です。

あなたの商品が売れるかどうかは画像の

良し悪しで決まるといってもよいでしょう。

「メルカリで画像転載するのは問題ない？」

「メルカリで画像転載のやり方は？」

「メルカリで著作権違反になるケースは？」

ということが気になる方が多いと思います。

ネットや他の出品者、他サイトなどの画像を

使えば簡単だ・・・と考えてしまいがちですね。

しかし、ちょっと待ってください！

本記事ではメルカリでの画像転載について

著作権違反になるケースや画像転用のやり方はあるのか

などについて詳しく解説していきますので、

しっかりと読んで画像を準備していってください。

メルカリで画像転載をするのは違反になる？

結論から申し上げますと、

メルカリで勝手に画像転載をすると

著作権違反になる可能性が高いです。

メルカリで販売する商品を仕入れる先は

Amazonなどの他サイトや中古販売店など

さまざまな方法・場所から仕入れることができますが、

もともとは各ブランドや実店舗で販売されている商品が

ほとんどかと思いますので、公式画像が存在しています。

メルカリで出品するときに公式画像を転用して

そのまま商品画像に設定してしまう場合がありますが

それでは著作権違反になってしまうことがありますので

メルカリでの画像設定は自分で撮影した写真などを

商品画像にして設定することが必要です。

そもそもメルカリでは大前提として

商品画像を自分で撮影する必要があり

メルカリ公式でも下記のように定められています。

このように、メルカリで安易に画像転載をしてしまうと

著作権違反になるとともに、メルカリの規約違反に

なってしまう場合がありますので、基本的には

画像転載をしないようにしましょう。

そもそも著作権とは？

よく耳にする「著作権」とは

著作物を守るための権利のことを指します。

著作物の範囲はとても広く、商品画像や商品紹介文なども

著作物に含まれています。

つまり、メルカリで許可なく商品画像を転載してしまうと

著作権違反になってしまうことがあるのです。

著作権違反をしてしまうと、

10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金

などの罰則が与えられてしまうため

メルカリで出品するときには

著作権違反をしないことが大切になります。

メルカリで画像転載の写真がよく使用されている理由

ここまでメルカリで画像転載すると著作権違反になる

ということをお伝えしていきましたが、

実際にメルカリで出品されている商品をみてみると

どうみてもECサイトから転載した画像が

使用されているのをよく見かけると思います。

なぜこのような著作権に違反した画像が

メルカリ運営から削除されないのでしょうか？

その理由は、著作権を侵害しているかどうかを

メルカリ運営が判断できないからです。

そもそも、著作権を持っているのは

著作物を所有している方になります。

つまり、著作権は商品を販売している業者にあり、

販売元から画像などの利用許可が出ているのであれば

画像転載をしても著作権的にも問題ないのです。

このような理由から、メルカリに著作権を侵害した

画像が転載されていたとしても

メルカリ側から削除されることはなく

著作権を所有している販売元から

指摘されない限りは著作権違反となりません。

ですので、メルカリでは明らかな無断画像転載の

商品画像が使用され続けているケースが多いのです。

とはいえ、無断での使用がバレたときの代償が大きいので

無断での画像転載をすることはオススメできません。

メルカリの画像転載が違反になる代表的な例

メルカリの画像転載が違反になる

代表的な例は下記の4つです。

・他の出品者の画像を転載する

・メーカーの画像を転載する

・仕入れ先の画像を転載する

・SNSから画像を転載する

このように、自分が著作権を持っていない

（つまり自分で撮影した画像以外の）

画像を使用する場合、ほとんどのケースで

著作権違反になってしまいますので、

基本的には画像転載をしないことが無難です。

これらの画像を転載する場合、文字入れをしたり

色などをを変えたりしても、著作権違反になることには

変わりありませんので、画像編集したから使用しても

OKというわけではありません。

また、画像内に”引用”と記載して出典元を記載すれば問題ないと

考えている方も多いですが、著作権侵害になってしまうケースも

ありますので、下記の「著作権法第32条1項」を

参考にして判断してみてください。

メルカリで画像転載のやり方

ここまで、メルカリでは画像転載をしないことが

無難ということをお伝えしたきましたが、

著作権の所有者から許諾を得ている場合は

画像転載しても問題ありません。

先ほどもお伝えした通り、著作権を所有しているのは

メルカリ運営ではなく、画像の著作権を持っている方ですので

販売元や仕入れ先などの画像の所有者から許諾を得ていれば

著作権違反として訴えられる心配はありません。

中国から輸入して販売している場合など

中国の業者が使用許可を出してくれる場合も多いので

そういう場合は問題ありません。

とはいえ、個人で少数の商品を仕入れている場合、

画像の使用権を許可される可能性は低いので

基本的には著作権に違反していない

画像を使用することが必要になります。

そこで、メルカリの画像は自分で商品の写真を撮影する

ことをおすすめします。

自分で商品を撮影することで、画像の著作権の所有権は

撮影者（自分）になりますので、著作権を気にせずに

メルカリの商品画像として使用することもできますし、

文字入れや加工などの画像編集も自由にすることができます。

つまり、メルカリでの商品画像は転用ではなく、

基本的には自分で撮影することがポイントです。

まとめ

本記事ではメルカリでの画像転載について

著作権違反になるケースや画像転載するやり方はあるのか

などについて解説していきました。

お伝えした通り、メルカリで使用する商品画像を

販売元や仕入れ先で使用されている画像を

そのまま転載してしまうと、無断転載として

著作権違反になってしまう可能性が高いため

自分で撮影した商品画像を使用することが大切です。

また、メルカリで出品してすぐは著作権違反として

訴えられることは少ないため、「問題ないんだ」

と勘違いしてしまう方も多いですが、

売り上げが上がっていくにつれて多くの人の目に付くため

それだけ著作権違反として訴えられる可能性も高くなってしまいます。

このようなことから、メルカリで画像転載をする場合は

著作権の所有者から許諾を得る

著作権のないフリー画像を使用する

自分で写真を撮影する

などの方法を取る必要があるのです。

著作権違反をしてしまうとメルカリでの出品ができなくなる

可能性もありますので、ぜひ本記事を参考にして

画像転載と著作権違反について理解して対策してください。