中国輸入Amazon販売の専門家 加藤さとしです。
今回は、中国から個人輸入できるおすすめサイト5つと
アメリカ・ヨーロッパから個人輸入できるおすすめサイト5つを
ご紹介します。
なお、サイトによっては日本への発送に対応しておらず、
現地の代行業者を利用しなければいけない場合もあります。
代行業者の数は非常に多く、どの業者を選べばいいのか
迷ってしまう人もいると思うので、おすすめの代行業者も
あわせて解説していきます。
これから輸入物販ビジネスを始めてみたい、
格安で商品を購入したいと考えている人は
ぜひ参考にしてみてください。
個人輸入できるおすすめサイトの特徴
今回紹介する、個人輸入できるおすすめサイトには
次のような特徴があります。
メリット①安い価格で仕入れられる
海外は新型コロナ発生以降、
異次元緩和をし続けたことで
記録的なインフレに見舞われています。
アメリカ・ニューヨークでは、
ラーメン1杯食べるのに
5,000円以上かかるといわれています。
日本も徐々にインフレになりつつありますが、
海外ほどではないため、相対的にみて
日本は以前より物価の安い国となっています。
しかし、今回紹介するサイトを上手に使えば、
日本では考えられないくらいの安い商品を
海外から仕入れることが可能です。
たとえば、こちらのブレスレット。
0.26元=約5円から仕入れが可能です。
こういった商品を仕入れて、メルカリやヤフオク、
Amazon等で売るだけで利益が出せます。
メリット②日本未発売の限定品が買える
海外サイトを利用することで、
日本未発売の限定品も買うことができます。
限定品はコレクターにとって
喉から手が出るほど欲しいので、
多少高くても売ることができます。
(例)USディズニー限定 塔の上のラプンツェル プレイタワーセット
こちらはUSディズニー限定で販売されている商品。
ebayというオークションサイトで
商品価格9,000円+送料7,000円=16,000円
で販売されていました。
ちなみに、楽天市場では全く同じ商品が
24,600円で販売されています。
注意点①国内通販サイトよりもトラブルが起きやすい
海外サイトは、日本国内で購入する場合と比べて
トラブルが起きやすいのは事実です。
よくあるトラブル例としては、
次のようなものが挙げられます。
- なかなか商品が届かない
- 配送ステータスは配達済みとなっているのに、届いていない
- 届いた商品が注文した商品と違う、不良品だった、破損していた
海外から商品を個人輸入するなら、
上記のようなトラブルが起きる可能性があることも
想定して、事前に対策を考えておく必要があります。
注意点②輸入代行業者を利用しないと、日本へ発送できない場合がある
サイトによっては日本への発送に
対応していない場合があります。
その場合、冒頭でもお伝えした
現地の輸入代行業者を使わなければいけません。
輸入代行業者は、商品の買い付けから検品、
発送などを代行してくれる業者です。
手数料を支払うことで、本来は日本へ送れない
商品を発送してもらうことができます。
注意点③関税、通関手数料、消費税がかかる場合がある
海外から商品を輸入する際、
関税、通関手数料、消費税がかかることを
忘れてはいけません。
なお、個人輸入(個人使用目的)の場合、
国際送料を含む商品代金の価格が
16,666円までであれば
関税や消費税は免除されます。
商業輸入(販売目的)の場合は
関税、通関手数料、消費税いずれも発生するので、
利益計算時はこれらの費用も含める必要があります。
中国から個人輸入できるおすすめサイトと代行業者
格安で商品を仕入れたい!
そのような人に向いているのが
「中国の通販サイト」です。
中国には様々な通販サイトが存在しますが、
その中でも個人輸入できるおすすめサイト5つと
おすすめ代行業者をご紹介します。
アリババ(1688.com)
「アリババ(1688.com)」は、
中国国内向けの卸売サイトです。
中国輸入物販をしている人の多くが
1688.comを利用しています。
1688.comには、工場直営のショップや卸業者が出店しているので、
商品数が豊富かつ非常に安いです。
また、OEM/ODMといった自分オリジナルの
商品製作依頼をすることも可能です。
ただし、中国国内向けのサイトであるため、
支払いには中国の銀行口座が必要で
発送も中国国内のみになっていることが多いです。
そのため、1688.comを利用する際は
代行業者の利用が必須となります。
また、アリババは商品ロット数が決まっていて、
まとまった数量でないと買えない可能性がある点も
注意が必要です。
淘宝網(タオバオ)
「淘宝網(タオバオ)」は、中国の
一般消費者向け通販サイトです。
日本でいう楽天市場やYahoo!ショッピング
のようなサイトだと思ってください。
「タオバオにないものは、ない」
といわれるくらい商品数が豊富です。
一般消費者向けの通販サイトであるため、
商品ロット数がなく、基本的に1個から
購入可能な点もメリットです。
なお、日本の通販サイトと比べると
価格は安いのですが、1688.comと比べると
やや高めです。
少量を個人輸入したい、サンプル品を1つだけ
仕入れたいといったときには有効ですが、
本格的に中国輸入物販をするなら1688.comがおすすめです。
ちなみに、タオバオは
クレジットカード払いに対応していて
海外転送サービスもあるので、
代行業者を利用しなくても買うことは可能です。
ただし、タオバオの海外転送サービスを利用する場合、
- 国際送料が高い
- 納期が遅い
- 出荷できない商品がある
といったデメリットがあることは覚えておきましょう。
天猫(TMALL)
「天猫(TMALL)」は、高級志向・本物志向を持つ
ユーザー向けに作られた一般消費者向け通販サイトです。
天猫に出店しているのは、
アリババグループの厳格な審査に
通過した企業のみです。
そのため、販売されている商品の質は高く、
当然、偽物や商標権を侵害するようなフェイク商品などは
ほとんど販売されていません。
※1688.comやタオバオは、ショップによって
商品の品質にバラツキがある
価格が高いのがデメリットですが、
たとえば中国でしか販売されていない
限定グッズなどを購入する人には、
- ショップの対応がしっかりしている
- 偽物を掴まされる心配が少ない
- 商品の品質が高い
といった理由からおすすめです。
アリエクスプレス
「アリエクスプレス」は、アリババグループが運営する
海外向けの通販サイトです。
1688.comやタオバオと違って
海外ユーザーがメインであるため、
商品の品質は優れています。
販売価格が高いので仕入れにはあまり向きませんが、
- クレジットカード決済に対応
- 国際発送に対応
- 1個から購入可能
であるため、試しに中国輸入通販サイトを利用してみたい、
日本より安い価格で売られているので個人使用目的で
利用してみたいといった人にはおすすめです。
代行業者の利用も不要です。
SHEIN
「SHEIN」は、アパレル製品全般を扱う
中国のオンラインファストファッションサイトです。
世界220カ国で展開しており、
日本にも専用サイトがあります。
SHEINで販売されている商品は激安で
品質も比較的高いことが特徴です。
また、サイトは完全日本語対応ですし
国際発送可能で代行輸入業者の利用も不要なため、
日本の通販サイトのような感覚で購入できます。
中国の輸入代行業者はどこを使えばいい?
中国の数ある輸入代行業者の中でも
おすすめなのが「THE 直行便」です。
THE 直行便は、代表の吴さんが
日本に留学・就業経験があり、
日本ユーザーの求める品質の高さ、
スピーディな対応などを理解しています。
また、自身もAmazonのトップセラーとして
活躍されていた経験から、かゆいところまで
手が届くようなサービスとなっています。
詳しくは
【人気の中国アリババ輸入代行業者「THE 直行便」がオススメできる理由6つ】
で解説しているので、代行業者選びで悩んでいる方は
ぜひ参考にしてみてください。
アメリカ・ヨーロッパから個人輸入できるおすすめサイトと代行業者
- 日本未発売の限定品を買いたい
- 有名ブランドの商品を安く買いたい
といった方におすすめの個人輸入できるサイトと
代行業者についてご紹介します。
ebay
「ebay」は、世界最大のオークションサイトです。
世界中の個人・業者が出品しているため、
様々な商品を手に入れることができます。
サイトは基本的に英語表記ですが、
日本語に切り替えることも可能。
落札後の出品者とのやり取りに関しても、
トラブルが起こった時を除いて
ほとんどありません。
購入の流れさえ覚えてしまえば
英語が苦手な方でも
普通に使えるようになるでしょう。
セカイモン
「セカイモン」は、ebayで販売されている商品を
日本語で購入できるサイトです。
入札・落札後は、セカイモン現地物流センター宛へ
商品が発送され、そこで検品を実施した後に
日本へ発送されます。
日本の通販サイトのような感覚で購入できるので、
どうしても英語が苦手な方はムリ・・・という方には
おすすめです。
ただし、ebayを使うときには発生しない
「商品価格の15%の手数料または800円」がかかるので
事業用として使うのはおすすめしません。
海外Amazon
Amazonは世界中でサイト展開をしています。
国によって売っている商品が違うため、
「海外のAmazon」を利用することで
日本未発売の限定品や日本より価格が安い
ブランド品などを購入することが可能です。
海外のAmazon例
- Amazon.com(アメリカ)
- Amazon.co.uk(イギリス)
- Amazon.fr(フランス)
- Amazon.de(ドイツ)
- Amazon.it(イタリア)
- Amazon.es(スペイン)
日本への発送は商品によって、
可能な場合もあれば不可の場合もあります。
日本への発送未対応の場合は、
海外転送サービスや輸入代行業者を
利用する必要があります。
BUYMA
「BUYMA」は、海外のハイブランドや
有名ブランドなどの商品を
取り扱う通販サイトです。
メインの商品はアパレル関係で、
インテリアや化粧品なども
販売しています。
BUYMAは、日本未発売の商品を扱っているほか、
ブランド公式サイトよりも安く手に入るため
人気のサイトとなっています。
「海外のブランド品」というと偽物を掴まされることを
心配する人も多いと思いますが、BUYMAは厳しい監視体制を
敷いているので、そういった心配も少ないです。
万が一、偽物を買ってしまった場合は
全額返金してくれます。
ただ、商品価格には出品者手数料などが
上乗せされているため、事業用の仕入れとして
使うのはおすすめしません。
FARFETCH
「FARFETCH」は、世界の
ラグジュアリーファッションブランドの
商品を取り扱う通販サイトです。
BUYMAと同様、日本未発売の商品が手に入ったり
ブランド公式サイトよりも安い価格で
購入できたりします。
FARFETCHでは定期的にセールを実施しており、
対象商品が最大60〜70%オフになることもあるので
お宝商品を見つけることも可能です。
欧米の輸入代行業者はどこを使えばいい?
今回紹介したサイトは、日本への発送が可能な
場合が多いですが、商品によっては
対応していない場合もあります。
そんな時に使える、
老舗の輸入代行業者を紹介します。
(アメリカの輸入代行業者例)
- MyUS
- 輸入com
- スピアネット
(ヨーロッパの輸入代行業者例)
- World-Ark
- WE LOVE EU
- 貿易ネットコム
まとめ
現在は円安等の影響により
海外の商品価格が上がっています。
しかし、今回紹介したサイトを利用すれば
まだまだお得な商品を購入できるはずです。
特に、中国の通販サイトは商品価格が安く
仕入れ資金も少なく済むので、輸入物販ビジネスに
挑戦してみたい人にはおすすめです。