中国輸入ビジネスをやめた人たちの理由は?稼げるようになるためのやり方・対策-min

 

中国輸入Amazon販売の専門家 加藤さとしです。

 

これから中国輸入を始める人がいる一方で、

中国輸入やめた!」という人もいます。

 

なぜ彼らはやめてしまったのでしょうか?

 

さまざまな理由がありますが、大きく分けると

 

  • 始めてみたけど、利益が出なかった
  • 稼げていたけど、次第に利益が出なくなってしまった
  • 利益は出ていたけど、労力に見合わなかった

 

このどれかに当てはまります。

 

では、中国輸入ビジネスは

稼げないビジネスなのでしょうか?

 

答えは”No”です。

当たり前ですが、現時点でも

稼いでいる人は大勢います。

 

こんな言葉をご存じでしょうか?

 

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

 

野球好きの方ならわかるかもしれませんが、

プロ野球の故野村克也監督が

よく言っていた言葉です。

 

偶然勝つことはあっても、偶然負けることはない。

つまり、失敗した原因は必ずあるという意味です。

 

これは中国輸入ビジネスでも同じです。

 

中国輸入をやめた人たちの多くは、

何かしらの明らかな失敗をしています。

 

そして、その失敗は未然に防げるものがほとんどです。

 

この記事では

中国輸入ビジネスをやめた人たちの理由に加えて、

どうすれば辞めずに済んだのか?といった

対策まで解説します。

 

本記事を読み、失敗の原因と対策を理解することで、

あなたも今後利益を出せるようになるはずです。

 

 

中国輸入ビジネスをやめた人の理由①始めてみたけど、利益が出なかった

中国輸入ビジネスをやめた人の理由①始めてみたけど、うまく稼げなかった-min

 

中国輸入ビジネスを始めてみたけど、

思うような成果が得られずやめた・・・。

 

残念ながら、現実的には

このような人もたくさんいます。

 

では、どうして思うような

成果が得られなかったのでしょうか?

 

深掘りするとともに、

対策を併せて解説します。

 

 

そもそも稼げないやり方をしていたから

 

間違ったやり方・稼げない手法では、

どれだけ努力をしても稼ぐのは難しいです。

 

たとえば2017年頃までは、

メルカリ・ラクマで複数アカウントを作成し

自動出品ツールで中国輸入品を大量出品することにより、

大きな利益を上げることができました。

 

しかし、現在は複数アカウント所持が禁止され

大量出品できなくなったこと、中国輸入品を

単純転売するライバルが増えたことにより、

この手法で大きく稼ぐことは難しくなっています。

 

中国輸入ビジネスで稼ぐなら、

その時その時に適した手法を

取る必要があります。

 

 

利益の出る商品を見つけられなかったから

 

中国輸入ビジネスで利益を出すには、

徹底した「商品リサーチ」が必須です。

 

商品リサーチでつまづいて

利益が出る商品を見つけられず、

仕入れ前にやめてしまう人も多いです。

 

 

どんぶり勘定をしていたから

 

利益が出ると思って仕入れた商品。

実は売れば売るほど赤字だった・・・。

 

これは正確な利益計算が

できていないことが原因です。

 

中国輸入ビジネスでかかる経費を正確に把握せず、

どんぶり勘定をしていたら、当然ながら利益は出ません。

 

 

最初から大量に仕入れてしまったから

 

完璧なリサーチで絶対に利益が出ると思ったので、

最初から大量仕入れをしたが全く売れず、

大量の在庫を抱える羽目に。資金がなくなり撤退。

 

これもよくあるパターンです。

 

100%売れると思った商品でも、

最初から大量に仕入れるのは非常に危険です。

 

 

対策:中国輸入関連のブログ・動画で基礎を学ぶ

 

ここまで挙げた、

 

  • そもそも稼げないやり方をしていたから
  • 利益の出る商品を見つけられなかったから
  • どんぶり勘定をしていたから
  • 最初から大量に仕入れてしまったから

 

上記4つの失敗は、いずれも

”中国輸入ビジネスで稼ぐための基礎”が

身についていないために起こっています。

 

最初の対策としては、ブログやYouTubeで

中国輸入の基礎を学びましょう

 

そもそも、基本ができていないわけですから

稼げるものも稼げません。

稼げるようになるには、基礎を抑えた後

その先を攻略できないといけません。

 

対策:コンサルを受ける、セミナーに参加して最新の稼げる方法・やり方を学ぶ

 

ただし、ブログやYouTubeは情報が古かったり

正確でなかったりする場合があります。

 

※特にYouTubeの動画は後から編集できず、

古い内容も多いので注意!

あと、無料なので基本的な内容しか学べません。

 

先ほどお伝えした通り、中国輸入で稼ぐには

その時に合った手法を選ぶことが大切です。

 

こうした最新の稼げる手法はコンサルを受けたり、

中国輸入ビジネス関連のセミナーに行ったりすることで

学べる場合があります。

 

 

対策:学んだ通りのやり方を実践する

 

中国輸入ビジネスの手法を勉強したら、

学んだ通りに実践することが重要です。

 

いきなりそのやり方をアレンジして、

自己流で進めてはいけません。

大抵、失敗します。

 

稼げる手法というのは一つの完成形です。

その通りにやればうまく行くのに、

わざわざ変える必要はありません。

 

 

対策:すぐに諦めず、PDCAを回しながら何度もトライ&エラーを繰り返す

 

学んだ通りに実践してるのに結果が出ない!

もうダメだ、やめた・・・。こんな人も多いです。

 

中国輸入ビジネスは再現性が高いので

「誰でもすぐに結果が出る」と勘違いしてしまい

始める人も少なくありません。

 

”正しいやり方を継続実践”していれば

たしかに稼げる可能性は高いです。

 

しかし、誰でも”すぐに”稼げるようになるかといえば、

そんなに甘くはありません

 

その時の市場環境、時には

タイミング・運などの要素も絡むので、

すぐに諦めるのではなく、PDCAを回して何度も

トライ&エラーを繰り返す必要があります。

 

  • P(Plan):計画
  • D(Do):実行
  • C(Check):測定・評価
  • A(Action)対策・改善

 

 

中国輸入ビジネスをやめた人の理由②これまでは稼げていたけど、次第に利益が出なくなってしまった

中国輸入ビジネスをやめた人の理由②これまでは稼げていたけど、次第に利益が出なくなってしまった-min

 

これまで上手くいっていたけど、

次第に利益が出なくなって

中国輸入ビジネスをやめた人もいます。

 

その原因と対策を見ていきます。

 

 

現状維持で満足してしまったから

 

ビジネスでは現状維持をしている限り、

間違いなく衰退していきます。

 

ライバルは、あなたが現状維持している間、

常に上を目指して努力し続けているからです。

 

そうなるとあなた自身は変わっていなくても、

ライバルのレベルが上がっているため、

相対的に稼げなくなっていきます。

 

 

中国輸入ビジネスに関する情報のアップデートをしていなかったから

 

世界情勢や経済動向の変化は、

中国輸入ビジネスにも大きな影響を与えます。

 

新型コロナウイルスが大流行した

2021年、2022年は中国の物流も混乱し、

納期が大幅に遅れることも

珍しくありませんでした。

 

Amazonで販売している場合、スムーズに仕入れができず

在庫切れを起こしてしまうと検索順位・売上ともに

どんどん下がっていきます。

 

中国輸入ビジネスに関する情報を

日頃からキャッチアップしていない人は、

こうした事態に臨機応変に対処できず、

次第に利益が出せなくなっていきます。

 

 

取り扱っていた商品の需要が減った・なくなったから

 

これまで売れていた商品の需要が徐々に減り、

稼げなくなる場合もあります。

 

たとえば2020年〜2022年は3年連続で

花粉の飛散量が減ったことに加え、

コロナの影響で外出機会も減ったため、

花粉症対策品の売上が一気に落ちました。

 

安泰と思われる商品でも、こうした環境の変化などで

いきなり売れなくなってしまうことも珍しくありません。

 

 

参入ジャンル自体が稼げないジャンルになったから

 

参入ジャンル自体が衰退していくケースもあります。

 

その一つが「女性向けのファストファッション」です。

 

Amazonやメルカリでは以前から

中国のノーブランド ファッション品が

格安で販売されていますが・・・

 

中国発のスーパーファストファッションブランド

「SHEIN」の登場により、今後はさらに

厳しくなっていくことが予想されます。

 

SHEIN-min

 

SHEINでは仕入れ値同然のような商品も

多数販売されているので、それより

値段が高いAmazonやメルカリは

必然的に売れなくなります。

 

また、10代・20代などの若年層は、

TikTokやInstagramのインフルエンサーが紹介した

SHEINの商品をそのまま購入する人も多く、

Amazonの利用率自体も下がっていく可能性があります。

 

 

対策:目標を作り、それを達成するための事業計画を練る

 

現状維持で満足せずにモチベーションを高く保つためには、

常に目標を設定し、達成するための事業計画を作る。

そして、それを日々のタスクに落とし込む。

 

そうすることで明確なビジョンが見え、

いま何をすべきかがわかるようになります。

 

また、事業計画をしっかり練ることで

行き当たりばったりの行動がなくなり、

失敗を未然に防げるようにもなります。

 

 

対策:稼げる商品・ジャンルはないか、日々リサーチを怠らない

 

中国輸入OEM販売では扱う商品の種類が少なくても、

毎月ある程度の売上を出すことが可能です。

 

商品数が少なければ在庫管理等も楽ですが、

万一その商品の需要がなくなったら

売上も0になってしまいます。

 

そのため、最初は少ない商品数でもいいですが、

ある程度軌道に載せることができたら

次の稼げる商品・ジャンルを

ガンガン探していきましょう。

 

 

中国輸入ビジネスをやめた人の理由③稼げていたけど、労力に見合わなかった

中国輸入ビジネスをやめた人の理由③利益は出ていたけど、労力に見合わなかった-min

 

中国輸入ビジネスで利益は出ていたけど

労力に見合わず、精神的・体力的に疲弊して

やめてしまう人もいます。

 

 

自分一人で1から10までやっていたから

 

どんな手法でも、自分の時間と労力を

最大限に投下すればそれなりに

稼ぐことはできます。

 

しかし、たとえば

毎日20時間作業して月30万円安定的に稼げる!

と言われたらどうでしょうか?

 

20時間×30日=600時間の作業で

月30万円ということは時給500円です。

 

その作業を続けていくことで

今後売上UPの見込みがあるなら良いですが、

そうでなければバイトでもしている方が

時給換算ではまだましです。

 

自分でなんでもしてしまう、

できてしまうような人は

特に注意しなければいけません。

 

 

利益率の低い手法で勝負していたから

 

利益率の低い手法で売上を上げようとしたら、

それなりの販売数が必要になります。

 

販売数が増えれば、在庫管理、仕入れ、

問合せ対応、業者とのやり取りなど

作業量は必然的に増えます。

 

もちろん、ライバルがあまり注目していない

低利益率の商品を大量に売り捌いて稼ぐ

「薄利多売」も戦略としてはアリです。

 

しかし先ほどの時給500円とかにならないよう、

労力に見合う手法・やり方を取るのは

継続的に稼いでいく上でも重要なポイントになります。

 

 

対策:自分がやらなくてもいいことは外注化する、ツールを活用して効率化

 

どんなビジネスでも最後はある程度

手離れさせなければいけません。

 

そのためには、自分でやらなくてもいいこと

(自分以外の人でもできること)を外注化する

 

また、ツールを活用して効率化するなどして、

とにかく自分の労力を減らしていきましょう

 

そうして空いた時間を新商品・新ジャンルの

リサーチや仕入れ等に使うことで、

売上の上限を上げることができます。

 

 

対策:OEM販売やメーカー直取引など、利益率の高い手法にシフトする

 

薄利多売はどうしても

労力がかかってしまいます。

 

人手の多い大企業なら薄利多売でも

やっていけますが、個人や中小企業は

どこかで潰れてしまう可能性が高いです。

 

中国輸入ビジネスなら

最初のうちは資金を作る目的で

低利益率の単純転売などに

挑戦してもいいでしょう。

 

しかし、最終的には高利益率のOEM・ODM販売や

メーカー直取引などに移行した方が、

少ない労力で大きく稼げるようになります

 

 

まとめ

 

中国輸入ビジネスをやめた人は、

何かしらの失敗をして再起不能となり

撤退していくことが多いです。

 

ですが、中国輸入に限らず、

どんなビジネスにも失敗は付き物です。

 

世界一の富豪で天才と称される

イーロンマスクでさえ、これまで

数えきれないくらいの失敗をしています。

 

失敗しない人はいません。

 

大切なのは、失敗を過剰に恐れず、チャレンジすること

ただし、取り返しのつかない失敗は避ける。

 

そのためには、基礎を学んで実行、

さらにリスク管理も徹底

 

また失敗を失敗で終わらせるのではなく、

改善を繰り返して成功するまで

努力することも重要です。