今やAmazonでの販売は、
新規出品しただけでは
思ったように利益が出ない・・・
という状態で、まさに単純な新規出品は崩壊しているといっても
過言ではない状態です。
加藤のところにも悲鳴のような悩みが
どんどん来ていて、困っている方も
多いのを実感しています。
なので、
自分の商品をオリジナルで作成して販売をしている
今後、独自商品を販売していきたい
という人は多いでしょうね。
加藤は無料相談もやっているので、
そんな方々と話をする機会が多いのですが、
そういう皆さんの多くが以下のように考えています。
”いい商品であれば、必ず売れる”
それは、たしかに正論ではありますが、
Amazon販売では正しくありません。
それは、なぜかというと
以下のような事実があるからです。
「購入者の中で検索結果の2ページ以降まで見に行く人は
わずか30%にも満たない」
つまり、どんなによい商品でも検索結果の
1ページ目に表示されないと、7割以上の人の目にも触れない
という状態なのです。
ですから、多くのパワーセラーは、
Amazonでの売上を上げるために
「検索した際に、1ページ目の上位に表示されているか」
という点を最重視し、努力を続けています。
では、どうしたら検索結果の上位に表示されるのか、
という秘密を知りたいですよね。
その糸口となるのが、Amazonが提供する広告
『スポンサープロダクト』です。
この記事では、このスポンサープロダクトについて
概要や特徴など、初めての方向けに解説しています。
加藤さとし
Amazonスポンサープロダクトとは?
あなたがAmazonで商品を探している時、
以下のような表示を見たことがあるかと思います。
大口出品サービスご利用中の出品者が
自分の商品をAmazon内に広告掲載できるサービス
これが、スポンサープロダクトです。
Amazonであなたの商品により多くのアクセスを集めるため、
スポンサープロダクト広告の活用が非常に効果的です。
Amazon内で広告を掲載することで
検索結果の上位に商品を表示させることができます。
自分だけの独自商品、オリジナル商品は
価格競争に巻き込まれず、しっかり利益が得られますが、
Amazonの膨大な商品の中に自分の商品が埋もれてしまい、
結果、売り上げがあがらず・・・
という悩みを持っている方も多いことでしょう。
そんな悩みを解決し、自分の商品を一気に目立たせ、
売れる商品に変える!!
それが可能になるのが、Amazonスポンサープロダクト
なのです。
オリジナル商品の販売には、絶対に不可欠な
スポンサープロダクトですが・・・
どう使えばいいのかわからない
費用が高いんじゃないの?
効果的な使い方がわからない
という声をよくききます。
そういう方は、本記事をしっかりと読んで
正しい知識を学んでください!
Amazonスポンサープロダクトの5つのメリット
スポンサープロダクトが重要なものというのは
わかっているけど、一体何がいいのかわからない
という方のために、ここからは
スポンサープロダクトのメリットをお伝えします。
その前に、スポンサープロダクトの概要を
以下の動画で確認してください。
1、初心者にも簡単に使える
上の動画で分かる通り、スポンサープロダクトを使うのは
非常に簡単で、今すぐにでも使えます。
初心者でも簡単に使えるのが、
スポンサープロダクトの良い点です。
キーワードを設定し、入札額を決めるだけで
設定が完了します。
しかも、驚きべき点は、
設定して数時間後には、
すぐに結果が出始めるという点です。
効果がなかなかあらわれない、
わかりづらいとなると
あまりメリットが感じられませんが、
とにかくすぐにその効果が実感できるのが
本当にうれしいですよね。
ぜひ、あなた自身で
このメリットを体感してみてください。
2、広告とは気づかない人も多い
この記事を読んでいるあなたは、おそらく
Amazonに商品を出品しているセラーだと思います。
ということは、以下のような
「スポンサープロダクト」と書かれた商品は、
広告であるとわかるでしょう。
しかし、一般の購入者はどうでしょうか?
上の画像は「ガーデンライト」で検索した結果、
最上部に表示されていた商品です。
たしかに、Amazonの検索結果ページで
「スポンサープロダクト」の文字にマウスを合わせると
以下の表示が出ます。
これを見れば、広告だとわかるのですが、
それ以外は、他の商品とまったく同じように表示されているので、
広告だとわかるものはありません。
明らかに広告だとわからないところが、
スポンサープロダクトのメリットと言えるでしょう。
3、広告だけでなくマーケティングのデータとしても活用できる
スポンサープロダクトのメリットで
実は最も多くの出品者がこれを挙げるのではないか
と思うものがあります。
それは、分析のツールが充実しているということです。
とかく、出品者には厳しいと言われるAmazonですが(^_^;)
その分、販売促進のためのデータをしっかり出してくれます。
特にスポンサープロダクトを利用した際に
提供されるデータは商品説明などの修正点や
新しい商品開発のヒントなども与えてくれる
実に有用なものです。
それだけでもスポンサープロダクトを利用する価値がある
と言われるくらい非常に役に立つデータを
手に入れることができます。
4、Amazon以外でも大きなメリットがある
Amazonスポンサープロダクトは、
もちろんAmazon内での広告ですが、実は
「GoogleやYahoo検索でも上位表示される可能性がある」のです。
たとえば、Googleで商品名を検索すると、
以下のようにAmazonはトップか上位で必ず検索されます。
このように表示されるのは、当然、AmazonがGoogleなどに
広告費を出しているからです。
Googleなどの検索エンジンの広告は利用者が爆発的に増えており、
検索数が多いキーワードは驚くほど高額です。
しかし、莫大な利益を出しているAmazonだから、
大きな広告費も出せているわけです。
ということは、スポンサープロダクトで
上位に表示されるということは、
検索エンジンから直接アクセスするユーザーの購入も
見込めるわけです。
個人でも十分に費用が出せるスポンサープロダクトを
利用するということは、
格安でGoogleなどの検索エンジンの広告が使える
のと同等の効果があるとも考えられます。
そう考えると、スポンサープロダクトを使うのは、
想像以上のメリットがあると言えますね。
5、真の目的は、「AmazonSEOの向上」にあり!
最後に重要なポイントをお伝えします。
スポンサープロダクト広告を実施する本当の目的は、
実は広告による売上アップではありません。
これは、
「ユーザーが検索したキーワードに対して掲載される」
というスポンサープロダクトの仕組みが関連しています。
どういうことかというと、
広告内で設定したいずれかの検索キーワードで商品が購入されると
Amazon内では、「そのキーワードで購入された」と
購入実績としてカウントされます。
その結果、検索順位がアップします。
※これは通常検索での購入時も同じです。
つまり、広告経由での購入数を増やすことの目的は、
Amazon内の検索順位アップ、
つまりSEOの向上にあるのです。
これは、最初はなかなか理解しづらいかもしれませんが、
そういう仕組みになっているので、
非常に大きなメリットがあるものと理解しておけば大丈夫です。
Amazonの広告は3種類ある
Amazonの広告 = スポンサープロダクト
というイメージがあるかと思いますが、
実はスポンサープロダクトは
3種類あるAmazon内の広告の中の1つにすぎません。
3種類の広告とは、以下の通りです。
・スポンサープロダクト
・商品ディスプレイ広告
・ヘッドライン検索広告
それぞれ掲載場所や目的が違い、
それらを複合的に活用することで、
集客効果を高めることができます。
3つの広告比較表
3つの広告は、単に掲載場所が違うだけではなく、
以下のようにそれぞれに特長があります。
AMS (Amazon マーケティングサービス) 広告タイプ比較 より引用
それぞれの特長を以下の動画で確認してください。
(以下をクリックをすると再生されます)
スポンサー プロダクト広告
ヘッドライン検索広告
商品ディスプレイ広告
まずはスポンサープロダクト広告を使ってみよう
Amazonの3種類の広告の中でも
まずはスポンサープロダクトを使ってみましょう。
Amazonもスポンサープロダクトに
最も重要視することを推奨しています。
加藤も3つの広告を運用していますが、
最も重視しているのはスポンサープロダクト広告です。
ヘッドライン検索広告、ディスプレイ広告は
一定以上の売上のあるセラーしか使えないので、
まずはスポンサープロダクト広告を使ってみましょう。
スポンサープロダクトを使うことをためらっているならば
おそらく費用に関する心配があるのではないかと思います。
スポンサープロダクトはクリック課金型という
広告なので、クリックされなければ費用はかかりません。
つまり、自分の商品がスポンサープロダクトとして
上位に表示されても料金はかからないわけです。
そこで、自分の商品がクリックされて、
はじめて料金がかかります。
それでも、みんなが次々とクリックしたら
とんでもない料金になってしまう・・・
と、心配な方もいるでしょうが、
安心してください。
Amazonスポンサープロダクトでは
一日の平均予算を設定できます。
一日の広告費が予算を超えると
それ以上の出稿を抑えられるので
想定以上の広告費になってしまうことはありません。
予算もどのくらいにすればよいかと不安でしょうが、
設定の時に最低単価や
推奨の入札額などが表示されますので、
初心者でもある程度の目安がわかります。
まとめ
Amazonで独自カタログ商品を販売したけれど
全然売れない・・・
これから独自商品で勝負したいけど難しそう・・・
Amazonの商品数はおよそ2億以上!
と言われています。
そんな中であなたの商品を
売らなければなりません。
『いい商品なら売れる』というのは幻想。
Amazonでは、まずは目立つ位置に表示されないと
売れません。
人の目に触れさせるのは、
何もAmazonだけの話ではないですよね。
どの企業もそのために
多額の広告宣伝費をかけているわけです。
(東洋経済オンラインより)
もちろん、個人や小さな規模のビジネスでは
そこまでの費用はかけられませんね。
でも、スポンサープロダクト広告なら
費用的にも無理なく広告が出せます。
しかも、費用対効果は本当に抜群です。
さらに、自分の商品が
目立って
↓
売れて
↓
検索上位
になれば、後は黙っていても売れていきます。
そうなれば、広告はそこまで必要ありません。
別の商品開発や仕入れ、
他の商品の広告に回せるわけです。
そうなると、あなたのAmazon物販ビジネスは
一気に軌道に乗ります^^
それを後押ししてくれる強力な武器、
それがスポンサープロダクト広告なのです。
あなたもぜひ活用してみてください。
加藤さとし