中国輸入でおすすめのAmazonカテゴリ１０選！参入カテゴリの基準は？

中国輸入Amazon販売の専門家　加藤さとしです。

Amazonで中国輸入品の販売を始めたいけど、

どんなジャンルの商品を売ればいいか迷ってる

そんな人も多いのではないでしょうか？

現時点で候補が全くなければ、まずは

Amazonで中国輸入品が売れやすいカテゴリから

探してみることをおすすめします。

Amazonには無数にカテゴリが存在しますが、

その中でも比較的売れやすいカテゴリ、

反対に売るのが難しい、全く売れないカテゴリ

もあります。

カテゴリ選びをミスると、

仕入れてみたけど売れない・・・

そもそも販売許可が必要だった・・・

といった事態になる恐れもあるので

注意しなければいけません。

今回は中国輸入Amazon販売では

どのようなカテゴリに参入すべきなのか？

その基準を紹介すると同時におすすめの

カテゴリ例を１０個紹介したいと思います。

中国輸入Amazon販売で参入すべきカテゴリを見極める４つの基準

ニッチなサブカテゴリに参入する

Amazonには複数の大カテゴリがあり、

その下層にはさらに無数の

サブカテゴリが存在します。

たとえば、「ファッション」の

サブカテゴリの一つが

「キッズ・ベビー」です。

「キッズ・ベビー」をさらに下層へ進むと

「ガールズ」＞「ガールズシューズ」＞「スリッポン」

といった感じで狭まっていきます。

これからAmazonで売る中国輸入品を探すなら、

こういったサブカテゴリから探してみましょう。

さらに言えば、そのサブカテゴリは

あまり知られていないニッチな分野

であると尚良いです。

その理由は、

競合が比較的少なく、売れやすいから

です。

ニッチなサブカテゴリの商品は売上が

そこまで上がらないため、資金力のある

企業・個人は参入しようとしません。

資金・時間が潤沢にある人は別ですが、

そうでないなら強いライバルが溢れている

場所への参入は避けましょう。

比較的扱いやすい商品カテゴリかを確認

そのカテゴリーにある商品は扱いやすいか？

を必ず確認してください。

具体的には、

こういった特徴があるものは扱いやすく

送料が安いので利益を出しやすい。

さらに、配送時の破損が少なくクレームが

発生しづらいメリットもあります。

反対に、たとえば「家具」などの大型商品が多いカテゴリは

送料が非常に高く、値段を上げないと利益が出づらいです。

国際送料＋国内送料がかかる中国輸入では

あまり向いていないでしょう。

商品の扱いやすさに関して言えば、

単純に小さい・軽い・頑丈なだけでなく

輸送可否や届け出・販売許可が必要かどうかを

確認しておくことも重要です。

たとえばリチウムイオン電池を含む商品は

発火の恐れがあるため空輸できないことが

多くなっています。

その場合は船便を使う必要があり、

空輸と比べて配送時間がかかってしまいます。

こういった商品を仕入れてはいけない、

というわけではありませんが、時間と手間が

かかってしまうことは覚えておきましょう。

また商品によっては事前に届け出を出したり

販売許可を取ったりする必要があります。

化粧品や乳幼児が口に含む恐れがあるものなどは

食品衛生法の申請が必要、Bletooth機能搭載の商品は

事前に技適マークを取る必要があるなどです。

技適マークの取得には３０万円程度かかります。

このように、カテゴリーによっては仕入れ代とは別に

申請費用などが追加でかかる場合もあるので、

扱いやすさと併せて届出や申請が必要かどうかを

確認しておくことも重要です。

市場規模を確認

ニッチなサブカテゴリに参入することは重要ですが、

売上が上がらなければ意味がありません。

これを防ぐには、事前に市場規模を

確認しておく必要があります。

目安の一つとして、

サブカテゴリ１位〜３位の商品が

大カテゴリで2,000位くらいに入っているかどうか？

をチェックしてみてください。

大カテゴリで2,000位以内に入っていれば、

そのサブカテゴリに属する商品は

それなりに売れていると考えて大丈夫です。

ニッチなサブカテゴリは売上が少ないんじゃないの？

と思う方もいるかもしれませんが、

月商１００万円（利益率３０%で月３０万円の利益）程度を

出せるカテゴリはたくさんあるので安心してください。

参入余地があるかを確認

参入余地があるかを確認する方法の一つとして、

カテゴリランキング上位の商品ページを見て

ライバルの強さをチェックしてください。

商品ページに以下のような特徴がある場合、

参入余地はあると判断できます。

他にもカテゴリ内の商品をざっと見て、

こんな機能があればもっと便利なのに！と思ったり、

実際にレビューでココを改善してほしいなどと

書かれていたら参入できるチャンスです。

他社の商品で問題を抱えている部分をチェックし、

改善した商品を売り出したら、たとえ後発で参入しても

ランキング上位に食い込める可能性は十分あります。

中国輸入でおすすめのAmazon人気商品カテゴリ１０選

では、ここからは中国輸入でおすすめの

Amazonカテゴリを１０個紹介していきます。

いずれも先ほど紹介した

• ニッチなサブカテゴリ
• 比較的扱いやすい商品がある
• 市場規模がそれなりにある
• 参入余地がある

この４つの条件を満たしているものです。

①服＆ファッション小物＞レディースパジャマ・ルームウェアセット

「レディースパジャマ・ルームウェアセット」は

Amazon売れ筋の「服＆ファッション小物」の

サブカテゴリです。

商品は軽く、小さく、壊れづらいので

非常に扱いやすいです。

アパレル・ファッション系は中国輸入品が特に多く

仕入れに困ることもないでしょう。

洋服はデザインやポケットの有無等、

少しの工夫で差別化しやすい点もポイントです。

では、レディースパジャマ・ルームウェアセットは

実際どれくらい売れているのか？

市場規模を確認してみましょう。

サブカテゴリ（レディースパジャマ・ルームウェアセット）の
１位〜５位の大カテゴリ（服＆ファッション小物）におけるランキング

サブカテゴリ５位の商品でも大カテゴリで1,069位と

上位にランクインしてるので十分売れます。

このカテゴリの販売手数料は、以下のようになっています。

• １商品あたりの売上合計が3,000円以下の部分については、商品代金の１５%
• １商品あたりの売上合計が3,000円を超える部分については商品代金の８%

②服＆ファッション小物＞レインコート・ポンチョ

「レインコート・ポンチョ」も

「服＆ファッション小物」のサブカテゴリです。

一般的な衣類よりも作りが単純なので

不良品が発生しにくく扱いやすいです。

洋服と同じようにデザイン、

丈の長さ、ポケットの有無等で

差別化しやすいです。

アリババを見ると商品数が豊富で

仕入れ値も100円以下（５元以下）に抑えられるので

利益を出すことは十分可能です。

ライバルの強さに関してですが、

「レインコート・ポンチョ」でランキング1位の商品でも

上記のように説明文が明らかにおかしいです。

日本人の中にはこういった商品を避ける人も

一定数いるので参入の余地はあるといえます。

では、「レインコート・ポンチョ」は

実際どれくらい売れているのか？

市場規模を確認してみましょう。

サブカテゴリ（レディースレインコート・ポンチョ）の
１位〜５位の大カテゴリ（服＆ファッション小物）におけるランキング

サブカテゴリ５位の商品でも大カテゴリで1,011位と

上位にランクインしてるので十分売れます。

このカテゴリの販売手数料は、以下のようになっています。

• １商品あたりの売上合計が3,000円以下の部分については、商品代金の15%
• １商品あたりの売上合計が3,000円を超える部分については商品代金の8%

③スポーツ&アウトドア＞ルアー

「ルアー」は「スポーツ&アウトドア」の

サブカテゴリです。

釣り業界は少し前までは斜陽産業になりつつあり、

釣具店も年々減少していました。

しかし、最近はコロナ禍で釣り人が増えており、

関連商品の売れ行きも上がっています。

道具を揃えたいけど、近くにお店がないから

Amazonで買おう・・・という人も一定数います。

釣具にはさまざまな商品がありますが、

中でもルアーは小さく軽く、壊れづらいです。

もちろん、アリババでも

多くの商品が販売されています。

だいたい180円（１０元）くらいで仕入れられて、

Amazonでは似たようなものが2,000円以上で

販売されているので十分利益は取れます。

消耗品なので気に入ってくれれば

リピート買いしてくれる可能性があることも

大きなポイントでしょう。

ちなみに、ランキング上位の商品の中には

商品紹介コンテンツの使用が一切なかったり

商品画像・説明文が不足しているページも多いです。

商品ページを充実させるだけでも

他の商品より優位に立つことができます。

とはいえ、実際に釣れなければ商品として価値がなく

低評価の嵐になって結局売れなくなってしまいます。

なので、実際に自分で使って試してみる。

釣れたらTwitterやInstagramなどのSNSで

釣果報告と一緒に使用しているルアーを紹介し

AmazonのURLを掲載してみても良いですね。

では、「ルアー」は実際どれくらい売れているのか？

市場規模を確認してみましょう。

サブカテゴリ（ルアー）の１位〜５位の
大カテゴリ（スポーツ＆アウトドア）におけるランキング

サブカテゴリ5位の商品でも大カテゴリで240位と

上位にランクインしてるので十分売れます。

このカテゴリの販売手数料は一律１０%です。

④スポーツ&アウトドア＞ハンモック

「ハンモック」は「スポーツ&アウトドア」の

サブカテゴリです。

最近は自宅キャンプ、一人キャンプなどが流行っており、

人気商品となっています。

インテリアとしても使うことができ、自宅で過ごすことが

多くなった最近は癒しアイテムとしても注目されています。

アウトドアブームは今後も続くと言われており、

将来性もあるでしょう。

ハンモックは中国製が多く、

アリババでもさまざまな種類が

販売されています。

注意点としては、万が一破損があると

事故につながる可能性があるので

耐久性のチェック・検品は必須です。

では、「ハンモック」は実際どれくらい売れているのか？

市場規模を確認してみましょう。

サブカテゴリ（ハンモック）の１位〜５位の
大カテゴリ（スポーツ＆アウトドア）におけるランキング

サブカテゴリ５位の商品が大カテゴリで4,012位と

2,000位以下ですが、そもそもスポーツ&アウトドアは

Amazonカテゴリの中でも市場規模がかなり大きいです。

サブカテゴリで上位に食い込めれば

ある程度の売上を上げることが可能です。

このカテゴリの販売手数料は一律１０%です。

⑤スポーツ&アウトドア＞自転車用ケーブルロック

「自転車用ケーブルロック」は

「スポーツ&アウトドア」の

サブカテゴリです。

コロナ禍で人との接触を避けるため、

通勤や趣味で自転車に乗る人が増えています。

そんな自転車人気の高まりと合わせて

売れ行きがよくなっているのが

防犯用のケーブルロックです。

ケーブルロックは無くせば買い直しますし、

２個目としての需要もあります。

自転車の人気は今後も続くと考えられるので、

継続した売上を期待できるでしょう。

アリババでも180円〜400円（１０元〜２０元）程度で

多くの商品が販売されています。

ただし、ケーブルロックのAmazon価格自体が

全体的に安めなので薄利多売が基本となります。

では、「自転車用ケーブルロック」は実際どれくらい売れているのか？

市場規模を確認してみましょう。

サブカテゴリ（自転車用ケーブルロック）の１位〜５位の
大カテゴリ（スポーツ＆アウトドア）におけるランキング

サブカテゴリ５位の商品でも大カテゴリで572位なので、

十分売れると判断できます。

このカテゴリの販売手数料は一律１０%です。

⑥スポーツ&アウトドア＞バランスディスク・ボード

「バランスディスク・ボード」も

「スポーツ&アウトドア」のサブカテゴリです。

最近は、任天堂・Switchのフィットネスゲーム

「リングフィットアドベンチャー」の

大ヒットぶりを見てもわかるように、

「自宅で無理なくエクササイズをしたい！」

という人が非常に増えています。

バランスボード・バランスディスクは

そんな人たちの期待に応える商品で、

自宅でテレビを見ながら使える

手軽さがウケています。

直近では在宅ワークをする人が増えており、

運動不足解消に使えると好評です。

アリババでも関連商品が多数売られています。

１個500円前後（２０〜３０元）で

仕入れることができます。

ちなみに、このカテゴリのランキング上位商品の中には

非常によく売れている物でも日本語が不自然だったり

漢字が中国式の漢字が使われているものもあります。

商品ページの作り込みやデザイン、

機能性の差別化などでランキング上位に

食い込める余地はあるでしょう。

では、「バランスディスク・ボード」は

実際どれくらい売れているのか？

市場規模を確認してみましょう。

サブカテゴリ（バランスディスク・ボード）の１位〜５位の
大カテゴリ（スポーツ＆アウトドア）におけるランキング

サブカテゴリ５位の商品が大カテゴリで1,086位なので、

十分売れると判断できます。

このカテゴリの販売手数料は一律１０%です。

⑦車&バイク＞車用ゴミ箱

「車用ゴミ箱」は、Amazonの中でも需要がある

人気カテゴリー「車&バイク」のサブカテゴリです。

車内に置くため、一般的なゴミ箱よりも

小さく軽いことが特徴です。

また、シートにかける折り畳みタイプなどもあり、

送料を抑えることが可能です。

ランキング１位の商品を見たところ

低評価レビューが結構付いていたので

商品クオリティを上げれば後発組でも戦えるでしょう。

アリババでは200円（１０元）くらいから

様々な商品が売られているので、

デザイン性と機能性でうまく差別化したいですね。

では、「車用ゴミ箱」は実際どれくらい売れているのか？

市場規模を確認してみましょう。

サブカテゴリ（車用ゴミ箱）の１位〜５位の
大カテゴリ（車&バイク）におけるランキング

サブカテゴリ５位の商品が大カテゴリで607位なので、

十分売れていると判断できます。

このカテゴリの販売手数料は一律１０%です。

⑧ホーム&キッチン＞人工観葉植物

「人工観葉植物」はAmazonの中でも

特に売上規模が大きい「ホーム&キッチン」の

サブカテゴリです。

人工観葉植物はもともと中国製が多く、

アリババでも様々な商品が売られています。

テーブルの上に置くような

小型の商品であれば軽くて小さいので

送料を抑えることが可能です。

人工観葉植物のランキング上位商品を見たところ、

• 日本語がおかしい部分がある
• 商品紹介コンテンツが使われていない
• レビュー評価が悪い

といったものが多かったので、

改善していく余地は十分あるカテゴリです。

なお、ポットが陶器やガラスの場合は

輸送時に割れやすいので注意しなければいけません。

では、「人工観葉植物」は実際どれくらい売れているのか？

市場規模を確認してみましょう。

サブカテゴリ（人工観葉植物）の１位〜５位の
大カテゴリ（ホーム&キッチン）におけるランキング

基本的にはサブカテゴリ３位までの商品が

大カテゴリで2,000位程度に入っているのが望ましいですが、

「ホーム&キッチン」はAmazonの中でもトップクラスの

市場規模なので１万位くらいでも十分売れます。

このカテゴリの販売手数料は一律１５%です。

⑨DIY・工具・ガーデン＞郵便受け・メールボックス

「郵便受け・メールボックス」は

「DIY・工具・ガーデン」のサブカテゴリです。

郵便受けと聞くと大きなものを

想像するかもしれませんが、最近は

折りたたみ式の簡易的なものが売れています。

簡易的であれば宅配ボックスがない

マンションでも後付けできるので便利です。

最近はAmazonなどでも配達場所に

宅配ボックスを指定できるようになりましたし、

需要は今後も高まるでしょう。

アリババを見ても、そうした事情を察してか、

日本への輸出を想定した商品が多数販売されていました。

Amazonでランキング1位になっているOEM商品（約3,000円）は、

オリジナル版がアリババで約1,000円（５５元）で売られており

十分な利益を取れていると判断できます。

では、「郵便受け・メールボックス」は

実際どれくらい売れているのか？

市場規模を確認してみましょう。

サブカテゴリ（郵便受け・メールボックス）の１位〜５位の
大カテゴリ（DIY・工具・ガーデン）におけるランキング

サブカテゴリ５位の商品が大カテゴリで1,120位なので、

十分売れていると判断できます。

このカテゴリの販売手数料は一律１５%です。

⑩ペット用品＞ペットスリング・キャリーバッグ

「ペットスリング・キャリーバッグ」は、

「ペット用品」のサブカテゴリです。

コロナ禍で犬・猫を飼う人が増えていますが、

ペット業界はアフターコロナでも勢いが衰えない

と言われています。

「ペットスリング・キャリーバッグ」にも

様々な種類がありますが、折りたためるタイプ、

肩などから下げて持ち運べるタイプは

軽く・小さく・壊れづらく扱いやすい商品です。

アリババでも様々な商品が販売されており、

洋服同様にデザインで差別化が可能です。

では、「ペットスリング・キャリーバッグ」は

実際どれくらい売れているのか？

市場規模を確認してみましょう。

サブカテゴリ（ペットスリング・キャリーバッグ）の
１位〜５位の大カテゴリ（ペット用品）におけるランキング

サブカテゴリ５位の商品が大カテゴリで1,228位なので、

十分売れていると判断できます。

このカテゴリの販売手数料は以下の通りです。

• 1商品あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%
• 1商品あたりの売上合計が1,500円を超える場合は商品代金の15%

まとめ

今回は中国輸入Amazon販売で

参入すべきカテゴリの基準と、

おすすめカテゴリを10個紹介しました。

１点気をつけてほしいのが、今回紹介した

カテゴリの中でも売れる商品と

売れない商品が混在している点です。

商品によっては扱いづらかったり

利益が出づらい場合もあります。

なので、カテゴリチェックと同時に、

といった点をチェックしたうえで

仕入れるようにしてください。